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2008年11月30日 (日)

味噌のはじまり ~その1~

日本人に愛され続けてきた「味噌」。そのルーツをまとめてみました。

今からおよそ2500年前
中国では醤(麦味噌のようなもの)が食されていました。「論語」(紀元前552~479)で孔子は゛醤がなければ、食事がおいしくない」という表現をされています。

1300年前(飛鳥時代)
中国から醤(米や麦を糀にしたもの)、韓国から豉あるいは未醤(大豆を糀にしたもの)が日本に伝わってきます。「大宝律令」(701年)に醤と未醤が記載されています。

一説によると・・・
縄文時代にどんぐりを使った「縄文味噌」が発見されています。現在の味噌は、こちらを起源としているのではないかとも言われています。

1100年前(平安時代)
味噌という言葉が生まれる。菅原道真著「日本三大実録」(901年)に初めて、味噌という言葉が登場。醤・未醤を味噌と表現しています。味噌の゛噌"という文字は日本で創造されたもので、「がやがやとうるさい」という意味。つまり味噌とは゛うるさいほどに、味が豊かなもの"という意味の言葉なのです。

平安時代には味噌は高級官僚の給料として支払われていました。「延喜式」(972年)に記載。当時、味噌はぜいたく品で、贈答用などにも用いられていました。

平安中期の恋多き女流歌人゛和泉式部"の歌にこんなものがあります。

花にあへばみぞつゆばかり惜しからぬ
                        あかで春にもかはりにしかば

⇒あなたのような素敵なお方のためなら、私が大事にしている味噌を送っても、少しも惜しくはありませんわ

味噌が恋のかけひきに使われていたのですね~

                                       つづく

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